打撃妨害


 打者がスイングに入った時に、捕手が故意または偶然に打者の打撃行為を妨害した場合(例えばバットにミットが当たった場合など)には、打撃妨害が成立して打者に一塁が与えられます。この打撃妨害は特に複雑なルールではありませんが、特殊な例として次の2つがあります。

 (1)投手にボークがつく場合

 三塁に走者がいて、スクイズまたはホームスチールによって得点しようとしている時に打撃妨害があった場合は、便宜上投手にボークが課せられ、打者は一塁へ進み、三塁走者の生還が認められます。また、この時はボールデッドとなります。

 (2)監督の選択権

 打撃妨害が起きた時に、打者および走者のうち一人でも進塁できなかった時には、監督はそのままプレーを続行するか打撃妨害による進塁を獲得するかを選択する事ができます。例えば、一死三塁で、打者のバットにミットが触れたが打球は外野まで飛び犠牲フライになった場合、打撃妨害をとり一死一三塁とするか、犠牲フライで1点入り二死走者なしとするかを監督は選択する事ができます。しかし、打者および走者が全員進塁した場合は、打撃妨害はとられずそのままプレーが続行されます。

規則6.08(c) 7.07